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科学的根拠にもとづいた虫歯治療を行っています
白金台駅前クリニックでは、科学的根拠にもとづき、痛みを抑えた虫歯治療をご提供しています。
歯科医療従事者専用サイトWHITE CROSSより許諾を得て掲載しています。https://www.whitecross.co.jp/
薬液で虫歯がわかるカリエスチェッカーの活用
カリエスチェッカーは、虫歯菌に感染している歯質部分だけを、薬液で赤く染め出す検査です。染まった部分だけを削ることで、目診だけに頼った治療で起こりがちな、健康な歯質の削りすぎを防ぐことができます。
ケガや事故などで歯を失ってしまった場合もご来院ください。
歯科医療従事者専用サイトWHITE CROSSより許諾を得て掲載しています。https://www.whitecross.co.jp/
削らない!新しい虫歯治療~ドックスベストセメント~
従来の虫歯治療は、患部を削るしか方法がありませんでした。しかし、歯医者さんが怖い……という方は、この歯を削るという治療が原因になっているのではないでしょうか。そこで、当院では、歯を削らない新しい虫歯治療「ドックスベストセメント」を採用しています。これは薬剤を使ってミネラルの力で虫歯を自然消滅させるという治療法です。歯を大きく削る必要がない、痛みが少ない、アレルギーの心配がないなどの特長があり、とくに、初期段階の虫歯に高い効果を発揮します。
ドックスベストセメントのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
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・歯を削らないので治療の際に痛みを感じにくい ・歯・神経を残せる可能性が高くなる ・天然ミネラルを主成分として構成されるため副作用がない ・無菌化を促すので、再発をしづらい ・1回の診療で薬の充填まで行うため、治療完了までがスムーズ |
・痛みが大きい場合や、歯髄まで完全に達している場合には使用できない ・薬事法の認可が下りていないため、保険適用ができず自費治療となる ・歯との色味が異なるため、前歯のような目立つ箇所に使用しづらい |
ドックスベストセメント | 1歯/¥15,000 |
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実は2種類ある虫歯の種類
虫歯は「急性の虫歯」と「慢性の虫歯」に分けられます。そのうち、進行していくのが「急性の虫歯」です。
口腔内はpH値が変動していて、通常はアルカリ性です。しかし、食事を摂ると酸性に傾き、アルカリ性に戻るには一定の時間が必要です。その間に歯の表面が溶けだしていきます(これを脱灰といいます)。
一日の間にアルカリ性~酸性を行ったり来たりしている口腔内は、虫歯のリスクと隣り合わせになっているといえます。食事は毎日のことですし、ほぼ避けることはできません。初期の脱灰は痛みを感じないため普段から意識するにも限界があると言えます。
虫歯が慢性か急性かを確認しつつ、急性の場合には虫歯菌を取り除くような処置が必要ですが、慢性の場合には、それ以上の進行する可能性が低いため、経過を見ることがあります。
歯にできた黒い点は虫歯?
鏡を見たときに、黒い点のようなものが歯にできることがあります。患者様から「これは虫歯ですか?」と聞かれることがありますが、原因は3つ考えられます。
【1】 着色汚れ(ステイン)→虫歯ではない
歯の噛み合わせる部分はデコボコしていて、そこに着色汚れがつきやすく、黒い点のように見えることがあります。虫歯ではありませんが、気になる場合には歯のクリーニングなどの処置が必要です。
【2】 初期の虫歯
肉眼ではステインと見分けにくいのですが、脱灰が進み虫歯が進行したものの、再び口腔内環境が改善されると、初期の虫歯が硬くなると黒い点に見えます。フッ素塗布などの処置で済むケースが大半です。
【3】 感染が広がっている虫歯
黒い点のように見えるものが歯の中全体に大きく広がっている虫歯であるケースがあります。黒い点といえども、このようなケースがあるため、軽視せずに少しでも痛みを感じたらご相談ください。
根管治療もおまかせください
重度の虫歯を抜歯から救う~根管治療~
虫歯虫歯が重度にまで悪化すると、虫歯菌が歯の奥にある神経や血管を死なせてしまいます。そこまで進行した虫歯は従来では抜くしかありませんでしたが、近年では根管(こんかん)治療を行うことで歯を残せるようになりました。
根管治療とは、歯の奥を通る根管という細い管の中から、死んでしまった神経・血管を取り除き、内部をきれいに洗浄・消毒して薬剤を詰める治療です。複雑で大変細い根管を扱うためとても難しい治療になりますが、この治療を確実に行えれば歯を抜かずに残すことができます。
白金台の歯医者「白金台駅前歯科クリニック」では根管治療に対応していますので、重度の虫歯でもあきらめずご相談ください。
根管治療が重要な理由~美しく白い歯にする前に~
根管治療は精密性が求められる難しい治療です。根管内に細菌が残らないよう、完全に神経を除去できなければ、再治療が必要になってしまうケースも少なくありません。つまり、もし上部に白く美しい被せ物をしても、その前の根管治療がきちんとできていなければ、再治療によってせっかくの被せ物もつくり直しが必要になってしまうでしょう。つまり根管治療とは、歯の土台をつくるとても重要な治療だといえるのです。
根管治療の流れ
※表は左右にスクロールして確認することができます。
STEP1 | STEP2 | STEP3 | STEP4 | STEP5 |
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歯を削って根管を露出させ、死んでしまった神経・細菌感染を起こした歯壁を残らず除去します。 | 根管の深さを測ります。 | 根管を広げ、細菌が残らないようすみずみまで洗浄・消毒します。 | すき間ができないよう注意しながら、根管のすみずみまで薬剤を充填します。 | 上部に被せ物を装着し、治療は終了です。 |
~根管治療は信頼できる医院で~
精密性が求められる根管治療には、歯科医師の高い技術が必要となります。もし根管治療に不備があれば、上部の被せ物も長持ちさせることができません。むだな再治療を防ぐためにも、根管治療は信頼できる医院で受けることが大切です。
当院は根管治療について、高い技術と実績を持つ医師が治療にあたります。どうぞ安心してご相談ください。
当院の根管治療の特長
NiTi(ニッケルチタン)ファイルの使用
当院では根管治療において神経・細菌感染を起こした歯壁を除去する際に、NiTiファイルを使用しています。NiTiファイルは従来のステンレス製のファイルに比べて高い柔軟性を持つため、複雑に曲がる根管の形状にもぴったりとフィットして取り残しを防ぐことができます。
価格はステンレス製のものより高額になりますが、当院では安全性を確保するためにNiTiファイルを採用しています。